D1の中川です。
倉重は「芸術の秋」だそうですが、自分は久々に「囲碁の秋」を楽しんできました。
「囲碁は芸術」と表する先生も多くある意味似たような楽しみかもしれません。
今日、宝酒造杯・横浜大会という大会に中学時代の囲碁仲間と出場してきました。
名人戦から級位戦まで10を超えるクラスに分かれて、1000人を超える参加者が争う大会で、各クラスの優勝者には全国大会出場の権利が手に入ります。
囲碁の大会に出るのは実に高校以来7年ぶりで、一日5局は極めてハードでした。。。
今日一日で1kgはやせた気がします。(囲碁ダイエット)
肝心の結果はというと、五段戦(上から3番目)で2勝3敗という何とも言えない成績。3勝以上だと商品(お察しの通りお酒)がもらえたので悔しい限りです。
大会の緊張感の中で打つ囲碁というのはまた独特なもので、やはりいいものだと再認識し、楽しんで帰ってきました。悔しいんですがね。
3人で一致しているのは、やはりこれをやっているときは生を感じる、と(笑
そして、悔しい。次のチャンスを狙ってリベンジしたいです。
大会の看板と取れなかった入賞商品たち
ちなみに今日もっとも印象に残った場面が2局目、中川が白、108手目の場面です。
開始早々右上隅で定石を間違えるも、なんとか碁として成り立つように形を作り、この場面ではそこそこ盛り返しているはず、でした。ところがここで判断を間違え(少し白がいいと思っていた)、黒への追及を緩めてしまったがために、負け碁にしてしまいました。改めてみると白がよいわけがなく、最強にいかなければ勝てない形勢なんですよね。。。
「勝てる可能性があるのに判断ミスでそのルートを(見えているのに)捨てている」という負け方はよくあるのですが、自分が弱いと感じますね。(囲碁についてはよく語る中川)