東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 & 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻(兼担)
 

Lab LIFE


2017/09/12

~日本のJAXA宇宙飛行士が宇宙に行ってから25年の節目の日~

Tweet ThisSend to Facebook | by kurashige
こんばんは、修士2年の倉重です。
先日、Facebookで知人がJAXAシンポジウム2017のイベントを共有しているのを見て、ふと思い出しました。25年前の1992年9月12日に日本のJAXA宇宙飛行士 毛利さんがスペースシャトルで宇宙へ行ってから、本日 2017年9月12日で25年が経ちました。日本では合計11人の宇宙飛行士がこれまで宇宙で活動をして、宇宙滞在時間の合計がアメリカ・ロシアに次いで世界第3位です!世界192ヵ国ある中で第3位とは...日本がそれだけ宇宙先進国であり、NASAなどに信頼されているからだと改めて感じました。輝かしいISSでの活動も残り7年といわれています。本日開催されたJAXAシンポジウム2017『Space Innovation ~未来のその先へ~』では、"ポストISSの日本の宇宙開発の在り方"について非宇宙業界の方も含めてディスカッションされていました。宇宙がまだまだ希望があり、チャレンジできるフィールドであると講演を聞いて思いました。
実は...5年前にJAXA主催の"ふわっと'92から20周年記念シンポジウム"に参加しました。その時は、ISS補給機"こうのとり"の技術があれば、日本独自の有人宇宙開発は可能であるという意見に対して、ジャーナリストの立花さんが厳しいコメントをしていたことがとても印象的でした。あれから5年...宇宙開発が官から民へ大きくシフトして状況がガラッと変わった現在、JAXAの宇宙開発だけではなく様々な民間企業も含めた宇宙利用のアイデアが提案され、民間企業の中に"宇宙ラボ"というような組織が作られ、〇〇×宇宙という発想で事業展開する世の中になってきました。
毛利さんが宇宙へ行ってから今日で25年 そして...これからの25年の宇宙開発をどのように盛り上げるのかについて皆さんと一緒に考えていきたいですね!
※写真は5年前に開催されたシンポジウムのものです





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